美少女コミックスの高みを目指して創刊された「エウロパ」も、読者の熱い支持を受けて今回で4号目に突入！ 巻を重ねつつも「見せるプレイ、読ませるストーリー」というコンセプトの探究は尽きる事がなく、今号も妥協のない布陣で磐石なエロスをご提供いたします！！ まず表紙イラストは、今や「エウロパ」の顔ともいえる、ここあ先生が担当。 芸術の秋、セピアで彩られた美少女が、自らの体をキャンバスにして、あなたの極太筆をカモンと催促。 よく濡らしておカキくださいね、と言わんばかりの淫靡は笑みは、もはやアートを越えた美しさ！？ 巻頭カラーは、創刊以来久々の登場のうみうし先生が、お得意の痩身巨乳の美少女を使って、変幻自在のコスプレを披露。 彼女の癒しの性プレイが、エロ艶やかに迫る様は圧巻ですが、しかしこれ、ただのコスプレモノではございません。 まあそれは、読んでみてのお楽しみということで…（笑） そして今号はカラーパートがもう一本！巻中を極彩色に飾るのは、他誌でもお馴染みの午後13時先生で、 今作は、孤島の禁忌に触れた美少女の顛末を、ゴシックホラー風に演出。もちろん持ち前のダークなエロスは健在で、 異祭のごとき狂宴で繰りひろげられる輪姦シーンは必見です。 本中では、美麗な作画で注目を集めること必至のニュカマー、夏八先生が初登場！ 声優にして人気アイドルの主人公が、まさかまさかの拉致監禁！？ 犯人は屈折したキモオタファンで、ストーキングの末に凶事を敢行…てなお話です。 さて、この常軌を逸した内容から、一見して事件性の高いストーリーに思われるかもしれませんが、 しかしよく読んでいただければ、この作品が秀逸な「フィクション」であることが分かります。 手に届きそうで届かないアイドルを追いかける中、「守る」と「壊す」が同義であるという矛盾に苦悩するファンの心情と、 勘違いした馬鹿なファンに辟易しつつも、やがてその奇行が、自分への一心な想いから来るものと理解するアイドルの変容が、 二人の相反せぬセックスを通じて見事に描かれており、やがて訪れる射精とは別の幸福感が、 見る人々の胸と股間に残ること請け合いでありましょう。ぜひ読んでいただきたい一作です。 また、脇を固めるレギュラー作家陣もビビンと絶好調！ エロフレッシュな作品内容は、下記を参照してお確かめください。 巻頭カラー！謎の不定形生物がセックス御用達の愛玩美少女に変化ェ！？ 『アイツ～前編～』うみうし 猫耳星のホームステイ少女には、ニャンともエッチな悩みがあって…。 『ねこみみプラネット』ichiro ドSの妹に弱みを握られたお兄ちゃんの性的破滅がエロ切ない…。 『SisterConquest』五月雨せつな 気鋭の美少女声優を拉致監禁！密室に響くは悲鳴？それとも嬌声！？ 『アイドル声優☆誘拐☆LoveRoom』夏八 痴漢に遭遇した美少女の、その報復の手コキ…じゃない手立てとは！？ 『発情エクスプレス～この先、昇天まで止まりません！～』broiler 高慢な美少女が上から目線で放つ、逆セクハラな要求にキミならどうする？ 『片恋アイロニー』鈴月あこに 美貌の殺し屋が狙う次の標的は、エ…エロゲ好きのオタク青年…！？ 『殺し屋さんがやって来た』涼宮和貴 離島に取材で訪れた美人作家を、島民はケガレを見る眼差しでその身体を追うのだった。 『深キ淵ヨリ』午後13時 デート返上で残業の美人OLに、元凶である駄目上司の魔の手が迫る！！ 『今夜もサービス残業』四方山哲 就活疲れの学生が、田舎で再会した従姉妹のプチ発育なボディーにゴクリ…。 『初恋ハッピーシャワー』夜歌 弟の友だちの来訪を、豊満な体で出迎える、超絶美人お姉さんが素直にエロい。 『エイカツ！～永久就職活動～』めの子 正義のヒーローにアッチの方で挑む、巨乳美人妻の先制口撃（？）に股間爆発のピンチ！？ 『ラストクラッシャー』oberon 和式トイレに難儀する、キレイ好きの美少女が取った驚愕の行動とは？必見です！！ 『かれんちゃんは潔癖症』松鷹ぞん ネットで知り合った男に翻弄される美人妻の、勘違いなセクシー徘徊がもうタマラン！ 『カンチガイ』跳馬遊鹿 ギャグもラブコメもシリアスも、しっかりチャッカリ確実に抜ける、エロスの総合百貨店「エウロパ」は、充実の品揃えでアナタをお出迎え。 これからもブギウギなラインナップでお届けいたします！！

主人公で女流作家の彼女は、次回作の取材のため、小さな連絡船しか行き来しないとある絶海の孤島へ赴くと、居合わせた女子大生風の二人客と共に送迎バンに乗って旅館まで移動することに。 車中ではパンフレットを持った彼女たちの「神の岩場」や「ガチリン様」など、この島の名所や土着神のような言葉が飛び交うが、途中「やだ、生理は始まっちゃった」の声に女流作家はナプキンを差し出し、ほんの少しだが彼女たちと言葉を交わす。 旅館に入ると、部屋で荷物（とくに取材道具）の確認に余念のない彼女だが、風呂の用意ができたと告げる女将に、自分は生理だからと遠慮の意思表示。ならば「岩場」には近づかないようにと慇懃ながらどこか釘を刺すような言葉が返ってきて、 その不穏な圧迫感に身じろいだ彼女は、ただ「はい」と答えるしかなかった。 取材当日、彼女は海岸付近でカメラを覗き、資料撮りも順調と気をゆるめた瞬間、足元の岩場が砕けるのを感じる間もなく、海へ落ちてしまう。 しばらくして気が付くと、そこは四方を岩壁に囲まれた場所で、彼女はなぜか巫女の格好をさせられている。 目の前で、チリチリと燃える松明は灯り取りの役目をしており、まるで黄泉の国の入り口かのような面妖さで、辺り一面を支配していた。 何がどうなっているのか分からないまま、彼女は微かに聞こえる悲鳴の先に目を向けると、そこではあの女子大生風の二人が、島民らしき男達に蹂躙されていて、穴という穴を塞がれ気も狂わんばかりに悶え苦しんでいるのだった。 彼女は驚愕とともに痛感する。この島を覆う得体の知れない禁忌に触れたことに…。

知人の葬儀のため、田舎の実家に帰省したOLの瑞穂は、 カバンからそっと古い写真を取り出すと、 喪服が乱れるのも構わないとばかりに胸を剥き出しにして、 指を下半身に這わせて一人自慰に耽る。 手に持つ写真には、小さい頃の瑞穂と、なにやら歳のはなれた老人が写っている。 やがて絶頂に果てる瑞穂。打ちつけるようなオルガスムスが体の芯を貫き、目に涙を浮かべるが、 それは悦楽のためだけではないよう。 彼女は母の呼ぶ声も耳に入らず、ただ息を荒くしたまま呆けるのだった。 田畑と水路に挟まれた田舎道に、漆黒に伸びる葬列。そこには瑞穂も同列していて、一行は火葬場に向かっている。 遺影を持つのは故人の孫らしき少年で、いつもの黒い学生服が、今日だけは痛々しい。 瑞穂は顔を空に向け、遺影に収まる故人…先ほど自分が持っていた古い写真の男を思い出す。 めぐらすのは遠い日のこの地。 遺影の男の名は高田公俊という。 元海軍で、ご老体と呼ぶには眼光するどく、矍鑠（かくしゃく）とした昭和一桁世代だが、 なぜか瑞穂は昔からこの高田に懐いていて、その日も下ろし立てのセーラー服を見てもらおうと、 彼の自宅に上がり込んでいる。 そんな瑞穂に「おお…」と高田は相好を崩し彼女の顔に手をあてがう。 どうやら瑞穂に、亡き妻の若き日の面影を見たようだ。 「冬子が女学生の頃を思い出すのぉ」 瑞穂は、今はJCと言うのだよと、自分の顔に伸びた高田の手を優しく取ると、 写真立てに収まる在りし日の高田夫婦に目をやって、彼の妻、冬子のことを思い出す。 かつて冬子が口にした、ある言葉を脳裏に浮かべた瑞穂は、なぜか同じように高田に向かって口ずさむ。 「ねえ公俊さん…」 これがいけなかった。 高田は、瑞穂と冬子の容姿を重ねてしまい、 彼女に対して「帰ってきたのか」とにじり寄ると、 もはや亡き妻にしか見えぬ彼女を抱きしめて、その偽りの邂逅を祝福。 生前、頻繁に交し合っていたであろう夫婦の営みを今一度とばかりに、 セーラー服の初々しい瑞穂の体を一心に貪るのであった。